肌荒れにつながる? 日焼け止めを使うときの注意点4つ

肌荒れにつながる? 日焼け止めを使うときの注意点4つ

肌荒れにつながる? 日焼け止めを使うときの注意点4つ

夏の強い紫外線は、きちんと日焼け止めを塗って防止したいものです。
しかし、日焼け止めクリームは正しく使わないと効果が無かったり、逆に肌に負担がかかったりしてしまうので注意が必要です。
そこで今回は、日焼け止めを使う時の注意点を4つご紹介します。

1. 「SPFは高ければ良い」は間違い!

 「SPFは高ければ良い」は間違い!

日焼け止めを選ぶ時に「絶対に焼きたくない!」という思いから、SPF値やPA値が高いものを購入してしまいがち。
しかし、SPF値が高いからといって、紫外線カット効果が劇的に高くなるというものではないのです。

日焼け止めのSPF値が表すものは、その効果の持続時間です。
SPF値が50のものは持続時間が長くレジャーなどには向いていますが、肌への負担も大きいです。
そのため、強い日差しを浴びるときやなかなか塗り直せない時にはSPF値の高いもの、毎日の生活では比較的肌への負担が小さいSPF15~25ぐらいのものを選んで使い分けましょう。

2. 日焼け止めの成分にも注目!

日焼け止めには「紫外線散乱剤」と「紫外線吸収剤」というふたつの有効成分があります。
しかし、「紫外線吸収剤」はケミカルのものなので、肌への刺激が大きくなりがちです。

さらに、「紫外線吸収剤」は紫外線が降り注ぐと次第に酸化してしまい、肌のダメージを引き起こす恐れも。
日焼け止めクリームを購入する時には、「紫外線吸収剤」ではなく「紫外線散乱剤」が配合されたものを選ぶなど、その成分にも着目して肌に優しいものを選ぶのが良いですね。

3. 日焼け止めを肌に「塗りこむ」のはNG!

日焼け止めを塗るときに、肌にグリグリと塗りこむ人がいますがこれはNG!
日焼け止めを塗りこむと肌には負担がかってしまいます。

また、時間が経つと日焼け止めが次第にムラになってしまい、その効果も充分に発揮されません。
日焼け止めは肌の上にポンポンと乗せるようにして、優しく伸ばして塗りましょう。
肌をコートするようなイメージで塗るのが、日焼け止めの効果を最大限に引き出すことができる塗り方なのです。

4. 日焼け止めを塗る頻度って?

日焼け止めには「朝塗れば夜までずっと肌を紫外線から守ってくれる」という機能はありません。
目には見えなくても、日焼け止めクリームは汗や衣服とのこすれなどで少しずつ落ちていってしまうものです。
2~3時間おきぐらいを目安に、こまめに塗り直せば日焼け止めの効果を持続させることができます。

紫外線の季節に肌荒れが起きやすいという人は、日焼け止めの使い方を間違っている可能性が大きいです。
日焼け止めの正しい使い方をマスターして肌を労わり、快適な夏を過ごしてください。