マンガでわかる!安易に黒いヘナを選ばないで| 第20回

無難だからと言って、黒茶系の暗い色のヘナを選んではいませんか?
ヘナはヘアカラーと違い、元の髪色に重なるようにして染まるので、暗い色のヘナを選ぶと、全体重々しい雰囲気になってしまいがち。
その理由もあわせ、ヘナ選びのコツをご紹介いたします。

黒茶色のヘナの思わぬデメリット

グリーンノートのお問い合わせでも多くあるのは

「白髪も黒髪も同じように黒く染めたい!」

というお声。

1本でもあると、白髪ってどうしても目立ちますよね。
まるでなかったかのように、黒髪と同じ色に染めたくなる気持ちも分かります。

けれど、ちょっと待ってください。 黒く染めると、次に生えてきたときに逆に目立ちませんか?

 

髪色が黒ければ黒いほど、たった2週間でも伸びてきた白髪って、根元が目立ってしまいますよね

それならば、少し明るめの色を選んだほうが、次に生えてくる白髪の白さが目立ちにくくなります。

 

黒い色は、表情も暗く引っ張られがち!

ファッションと一緒ですが、黒って着こなすのが難しいですよね。
特に年齢を重ねると、ますます難易度が高くなります。

人生経験を積んだ分だけ、お顔にも陰影が出来ますから、服装が暗かったり、髪色が黒かったりすると 顔うつりが悪くなり、そして、表情も暗く引っ張らてしまうんです

暗く重々しい印象や、老けた印象になりかねないので、安易に暗い色のヘナを選ぶのは注意が必要です。

 

特に白髪が少ない方が、黒茶系の暗い色のヘナで染めると、仕上がりがカラスのように真っ黒に…
ヘナは、一度暗くなってしまうと、脱染剤を使っても、なかなか色が抜けにくいんです。
安易に黒茶系を選ぶのはやめましょう!

ヘナがきれいに仕上がる選び方のコツ

ヘナは、白髪の割合に合わせて選ぶのがベストです。
そして色に迷ったら、明るめを選ぶと仕上がりがきれいです

植物染めの風合いで、柔らかい雰囲気に仕上がることでしょう。
ぜひ、黒髪にしばられずに、奥行きや表情が出る明るめのお色を試してみてくださいね。